尿素の効果と副作用!有効なイボと効かないイボの違い

尿素はよくハンドクリームに含まれている成分で、肌を柔らかくするという事は有名ですね。

その「尿素が首イボに効く」という口コミがあるのですが、首イボの種類によっては効かないものもあります。

尿素の効果と使用時の注意点、そして尿素が有効なイボの種類の解説をしていきます。

尿素の効果は保湿と角質を柔らかくする

尿素はもともと皮膚の角質中にある成分で、加齢とともに減少していきます。

  • 保湿作用
  • 角質を柔らかくする

尿素の効果は大きく分けてこの2つです。

尿素は水と馴染みやすい性質を持っているので、塗ることで肌の保湿できます。医薬品などでも保湿剤として使用されるほどの保湿力です。

角質を柔らかくする、が注意点もある

角質を柔らかくする理由は、尿素が角質のタンパク質(ケラチン)の結合を切っていくからです。

角質を柔らかくしてから除去しやすくなり、ピーリングを促進しているような感じですね。

かかとや膝など皮膚が固い部分の角質ケアには何も問題なく使用できます。

しかし、皮膚が薄い顔や首などでは注意が必要です、健康な皮膚のピーリングを進めてしまうと、乾燥しやすくなったり、肌荒れしやすくなってしまいます。

尿素軟膏はウイルス性イボに有効

尿素軟膏をウイルス性イボに塗り92%で治るという研究データがあります。

尿素軟膏を1日2回十分量塗布すれば、9割以上が数カ月で治癒する。

尿素軟膏群では13人中12人(92%)で治癒が得られ

治癒に要する期間は、扁平疣贅で4カ月、尖形コンジローマで2~3カ月、尋常性疣贅で8カ月以内

引用:http://medical.nikkeibp.co.jp

実験で使用されたのは「10%尿素軟膏のウレパール」です。

ちょっと時間はかかってしまいますが、固いウイルス性イボ自体を柔らかくし除去し、ウイルスも減少していくようです。

顔や首のイボに使用する場合は、健康な肌に塗らないように注意しつつ、乾燥を感じてきたら使用を控えるようにしてください。

老人性イボへの効果は無く顔や首への使用はNG

老人性イボへの効果の研究データはありませんでした。

老人性イボは広範囲にぶつぶつとしたイボができるので、広範囲に尿素を塗ってしまうと、健康な肌のピーリングを進めてしまい、肌への悪い影響がでます。

足の裏の皮膚で2〜3ミリなんですが、顔の目の周りで0.6ミリと薄く、悪影響が出やすいです。

市販の尿素クリームでも顔には刺激が強すぎるので使用はNGとされています。

尿素の副作用

ピーリングし過ぎにより肌トラブルを引き起こす

尿素のピーリング作用により、肌ターンオーバーが早くなりすぎてしまい、角質が薄くなってしまいます。

今まで外的刺激から守られていたんですが、角質が薄くなり、刺激をダイレクトに受けてしまうようになります。

肌自体が弱くなり敏感肌になる

ピーリングが進んでいるのに気づかず、使用を進めていると、肌の免疫やバリア機能が低下してしまい、敏感肌となってしまいます。

尿素の選び方

肌が強い人は尿素濃度が高い軟膏やクリーム

肌が丈夫な人は尿素が高濃度配合の軟膏やクリームを使うのがいいでしょう。

実験で使われた「10%尿素軟膏のウレパール」は病院で処方してもらう薬なので、病院へ行きウイルス性イボの治療の為に処方してもらいましょう。

面倒な方は薬局で「10%尿素配合のクリーム」を使ってみましょう、尿素濃度以外は違ってくると思うのですが、尿素の作用はほぼ同じです。

敏感肌の人には濃度が低い化粧水タイプ

敏感肌の人は尿素濃度が低い化粧水タイプを使用しましょう。

そしてパッチテストするか、腕の内側など目立たない所で試して肌に合うかチェックしてから、顔や首に使用するようにするのがいいでしょう。

最初から顔や首に使ってしまうと、トラブルになった時に治すのが大変になります。

デメリットは濃度が低いので実感まで時間がかかってしまいます。

まとめ 顔や首への使用はあまりすすめない

尿素はウイルス性イボに有効な成分で、数ヶ月使い続ければ除去が可能です。

ピーリング作用が高いのですが、敏感肌の人や、皮膚が薄い顔や首への使用はあまりおすすめできません。

尿素濃度を落とせばピーリング作用も落ちるので、数ヶ月じゃ除去が出来なくなってしまいます。

顔や首の老人性イボは、尿素に頼らず専用のイボ除去クリームを使った方が、早くキレイに除去出来るので、そっちの方がおすすめです。