イボ用塗り薬の市販薬と皮膚科治療薬の効果の違い

イボ用の塗り薬は、薬局などで販売されている「市販薬」と、病院で処方してもらう「治療薬」の2種類があります。

その市販薬と治療薬の違いと、塗り薬を使っても大丈夫なイボなのかを解説していきます。

塗り薬が「使えるイボ」と「使えないイボ」

「老人性イボ」に塗り薬は効果が無い

肌色〜茶色いぶつぶつとした「老人性イボ」には効果がありません。

老人性イボは、肌ターンオーバーが乱れ、角質が代謝されずに残り、溜まった角質が盛り上がってイボとなります。

老人性イボの原因は「肌ターンオーバーの乱れ」なので、塗り薬を使っても効果が無いんです。

「ウイルス性イボ」に塗り薬は有効

ウイルス性イボは、傷口などからウイルスが侵入し、皮膚内で感染拡大し、皮膚が硬くなりイボとなります。

原因が「ウイルス」なので、塗り薬の殺菌力によって、ウイルス性イボを抑えて除去していくことが可能です。

顔や首のウイルス性イボには使用出来ない

体の中で皮膚が薄い顔や首のイボにも、塗り薬は使えません。

その理由は、皮膚が薄いので、塗り薬の皮膚を柔らかくする作用が、強すぎてしまうからです。薄い皮膚をさらに薬品で剥いでしまうので、肌荒れや敏感肌となってしまいます。

塗り薬の注意書きにも「顔や首には使用しないこと」と記載されています。

顔や首の老人性イボには専用のイボ除去クリーム

老人性イボに使える塗り薬はありません。

しかし、顔や首の老人性イボの為に作られた商品が「イボ除去クリーム」です。

老人性イボの原因である「肌ターンオーバーの乱れ」「角質残り」「肌代謝悪化」を根本から解消する為の成分が含まれています。

イボケアに有効な成分は「ヨクイニン」や「杏子エキス」で、それらの成分をギュッと配合されています。

イボ除去クリームは色々とあるんですが、中には有効成分量が少なく、全然実感出来ない商品もあります、気になる人は選び方の解説を書いたのでチェックしてみてください。

首イボケアクリームの失敗しない選び方

市販されているイボ用の塗り薬

市販のイボ用塗り薬は、有効成分のサリチル酸が、イボを軟化させ、イボごと剥がしていくという薬品です。

イボコロリ

イボ用塗り薬で一番有名なのが「イボコロリ」です。

イボに塗ると皮膜ができ、そのまま有効成分が浸透し、皮膚を軟化させてくれます。

使い勝手がよく、ロングセラーの塗り薬です。

強力な薬品なので「老人性イボ」や「顔や首の皮膚が薄い場所」には使用できません。

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スピール液

スピール液は、有効成分のサリチル酸が15%と多く配合されています。

スピール液の使い方も、塗って膜ができ、有効成分が浸透し剥がれやすくしてくれます。

足の裏など皮膚が分厚い場所のイボにおすすめです、皮膚がサリチル酸濃度が高いので薄い場所だと肌荒れする可能性があるので、足用の塗り薬と思ってもらえればいいでしょう。

皮膚科のウイルス性イボ用の塗り薬

塗り薬の種類は色々とありますが、皮膚科の医師がイボの種類を見て処方してくれるでしょう。

尿素軟膏(ウレパール)

尿素により、保湿と角質を柔らかくして、イボを取っていきます。

詳細:くすりのしおり「ウレパールクリーム10%」

ベセルナクリーム

性病でもある「尖圭コンジローマ」のウイルスの増殖を抑え、感染を阻害していきます。

詳細:くすりのしおり「ベセルナクリーム」

グルタルアルデヒド

グルタルアルデヒドは殺菌消毒薬として使われています。浸透率が高めです。

詳細:ウィキペディア「グルタルアルデヒド」

オキサロール軟膏

ウイルス感染によって引き起こされる、表面硬化細胞の増殖を抑制します。

詳細:くすりのしおり「オキサロール軟膏」

塗り薬を使ってダメなら病院へ

まずは、手軽な市販の塗り薬を使ってみるのが、試しやすいかなと思います。

自宅ケアで剥離でうまくとれなかったり、再発するようでしたら、病院でしっかりと除去してもらうのがいいでしょう。

そこまで失敗することは無いですが、面倒なら病院へ行き処置してもらうのが早いという時もあるかもしれません。